アイスブレイクは、新たなプロジェクトのスタート時や新入社員研修など、人との出会いの場面で緊張をほぐし、コミュニケーションの壁を低くするために不可欠です。以下では、1on1ミーティング、新入社員研修、新規プロジェクトの顔合わせなど、様々なシーンで活用できるアイスブレイクに最適なボードゲームをご紹介します。
1on1ミーティングのアイスブレイクに使えるボードゲーム
普段コミュニケーションの少ない上司と部下が1on1ミーティングを行う場合、やはり緊張するものですよね。そんな時、ミーティング開始前に手軽に楽しめるボードゲームで心を解きほぐすのはいかがでしょうか。これにより、緊張が和らぎ、より充実した1on1ミーティングを実施することが期待できます。
1on1ミーティング前のアイスブレイクに最適なボードゲームは、2人で遊べて時間をかけずに楽しめる、ルールがシンプルなものが望ましいです。ここで紹介するゲームは、これらの条件を満たし、1on1ミーティング前の雰囲気を和やかにするのに役立ちます。
ナイツポーカー
シンプルでわずか2分で学べるルールにもかかわらず、1手ごとに一喜一憂する白熱の展開が楽しめる魅力的なゲームです。プレイ時間は1ゲーム5~10分程度。プレイ後には上司と部下という形式的な関係性を打破し、よりオープンなコミュニケーションが図れること請け合いです。ゲームを通じて生まれる一体感や共有された経験は、本音を交わすための空気を作ってくれるます。
ロジカルライン
ロジカルラインは三目ならべに「数字」と「コマを積んだ高さ」が追加された新しい三目ならべです。好きな数のコマを置くだけなのに奥が深い!こどもから大人まで年齢問わず楽しめます。戦略性はもちろん、運要素もあるので飽きがこない!何度でも遊びたくなる面白さです!このゲームは一局あたりのプレイ時間が短いため、アイスブレイクの時間に3~4回遊ぶ余裕があります。その結果、ミーティングの雰囲気を高め、1on1ミーティングへの入り口として最適な状態を作り出せるでしょう。
1on1ミーティングに使えるボードゲームコレクション
1on1ミーティングを充実させたい経営者様や担当者様にはボードゲームのセレクションをもおすすめです。既に1対1の面談を行っている、または今後導入を考えている企業にとって、オフィスにボードゲームを1セットおいておくと、コミュニケーションの活性化と良好な関係構築のきっかけにも。ぜひお試しください。
新入社員研修に使えるボードゲーム
新入社員研修は、新たに社会人としての一歩を踏み出す若手社員にとって重要なイベント。この期間には、会社の文化や仕事の流れを理解するだけでなく、チームワークやコミュニケーション能力の基礎を築くことが求められます。
ボードゲームを選ぶ際に重視すべき点は、会話が自然と生まれやすいこと、頭をリフレッシュしながら楽しめること、そして笑いを誘うことです。
新入社員がボードゲームを通じて仲間との絆を深め、組織の一員としての意識を高めることは、早期離職を防ぐ上でも非常に有効です。
人狼
人狼はプレイヤーが村人チームと人狼チームに分かれ、限られた情報の中で相手の正体を推理するゲームです。チームワーク、論理的思考、そして相手を読む力が求められ、まだ関係が浅い新入社員同士でのコミュニケーションを深めるためにぴったりのゲーム。新入社員同士のコミュニケーションを促進し、互いの性格や思考パターンを理解する良い機会となります。
ポリが来た!
このゲームのプレーヤーは闇の粉問屋となり、禁断のパウダー(※香辛料です)を出荷します。素早いトレード を繰り返して手札となるパウダーを揃えたり、突如現れるポリ、ボス、イヌたちに素早く対応し て押収を逃れつつ、一番儲けてボスの座を目指します。「ポリが来た!」には、「アクションカード」という独特の要素が含まれており、これがゲームにユーモアと動きを加えます。アクションカードが引かれると、プレイヤーは指定されたポーズをすばやく取る必要があります。この活動は、単純ながらもチームメンバー間で大きな笑いを生み出し、研修中の新入社員をリラックスさせてくれるでしょう。
新規プロジェクトの顔合わせに使えるボードゲーム
新規プロジェクトの顔合わせでボードゲームを活用する際に重要なポイントは、参加者間のリラックスしたコミュニケーションを促進し、お互いをより深く知る機会を提供することです。対話を促すゲームや初めて会う人同士でも楽しめるシンプルなゲームがおすすめです。
佐藤です。好きなおにぎりの具は梅です。
自己紹介が苦手という方は多いのではないでしょうか?新しい人達と顔を合わせて自分のことを自然に知ってもらえる。「佐藤です。好きなおにぎりの具は梅です。」はそんな自己紹介が苦手な人にピッタリのパーティゲームです。
「自己紹介タイム」と「クイズタイム」の2つのフェーズがあり、自己紹介タイムでは、お題カードに沿ってプレイヤーが一言で自己紹介を行い、その後クイズタイムで先に行われた自己紹介を元にクイズが出されます。プレイヤーは他の参加者がどのように自己紹介をしたかを思い出し、正解することでポイントを獲得します。
オトマネ
声だけで表現した音マネをヒントに、写真の中から正解を当てるおもしろ音当てゲーム。 出題者が声帯模写しているカードをたくさん当てて、より多くのポイントを稼いだ人が勝利となります。反射神経と推理力が必要とされるゲームです。「オトマネ」は、プレイヤーが声を出して参加することで、自然とコミュニケーションの壁を低くして、笑いが発生しやすい空気を作ります。
チームビルディング活動のアイスブレイクに使えるボードゲーム
チームビルディングのための活動では参加者が互いに協力し、コミュニケーションや問題解決のスキルを高める活動が求められます。以下に紹介するボードゲーム「スコットランドヤード」と「パンデミック」は、楽しいだけでなく、参加者が一致団結し、共通の目標に向かって努力する価値を体験できるため、チームビルディングの活動に非常に適しています。コミュニケーション、協力、戦略的思考といったスキルを養いながら、チームの結束力を強化できるでしょう。
スコットランドヤード
スコットランドヤードは、プレイヤーがロンドンの街を舞台に逃亡者と探偵に分かれて対戦するゲームです。一人が逃亡者ミスターXを演じ、残りのプレイヤーが探偵となり、ミスターXの居場所を推理しながら捕まえることを目指します。探偵チームは、限られた手がかりをもとにコミュニケーションを取り合い、戦略を練りながらミスターXの逃走ルートを予測します。探偵チームのプレイヤーは密接に協力し合う必要があるので、チーム内のコミュニケーションと協調性を高めるのに効果があります。
パンデミック
パンデミックは、プレイヤーが疾病管理チームの一員となり、世界中で発生する四つの病気の拡散を阻止しようとする協力型ボードゲームです。プレイヤーは各々が異なる役割を持ち、その特殊能力を活かしながら、病気の治療や予防、治療薬の開発に努めます。
このゲームでは、各プレイヤーの能力を最大限に活用し、協力しながら病気の蔓延を食い止める必要があります。 状況は常に変化するため、チームは柔軟な思考と迅速な意思決定で対応策を考え出さなければなりません。
クリエイティブなワークショップのアイスブレイクに使えるボードゲーム
クリエイティブなワークショップでは、参加者の思考を刺激し、新しいアイデアを自由に発想するための環境を整えることが重要です。アイスブレイクの段階で創造性を促進するボードゲームを取り入れることで、参加者同士の交流を深め、セッションの効果を最大化することができます。以下のボードゲームは、そんなクリエイティブなワークショップに最適です。
水平思考クイズカード ウミガメのスープ
「水平思考クイズカード ウミガメのスープ」は、直感に頼るのではなく、論理的かつ創造的な思考を促すクイズカードゲームです。このゲームでは、参加者が不可解な謎に直面し、イエスかノーの質問を通じてその謎を解き明かしていきます。この過程では、参加者は様々な角度から物事を考え、想像力を駆使しながら解答に近づいていきます。
ラビリンス
「ラビリンス」は、迷宮内の道を変えながら宝を探し出す戦略的なゲームです。プレイヤーは自分のターンで迷路のカードを動かし、絶えず変化する迷宮を通じて自分の目標地点へと道を切り開きます。このプロセスは、参加者に柔軟な思考と計画的な前進を促します。
いろいろなシーンで、これらのボードゲームを活用することで、参加者同士の距離を縮め、より円滑なコミュニケーションを促進することができます。ボードゲームを使って、一緒に楽しみながら絆を深める組織文化を築き上げましょう。